ひとこまコラム リターンズ

 毎月1回、会員が書くコラムが復活しました!
 本の紹介や本と人、人と人とをつなげるエピソードなど、学校図書館の日常の一コマを切り取ったコラムです。
 学校図書館の様子を覗いてみてください。

☆コラムで紹介している書籍の表紙画像は、 出版社の許可を得て掲載しています。



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未来は読書にあり!   2019/01/15更新 

『THE BOOKS green』


『THE BOOKS green
  365人の本屋さんが中高生に心から  
推す「この一冊」』

ミシマ社【編】
ミシマ社
(2015/04 発売)

 一人でも多くの中高生に、人生を変える「一冊」との出会いを届けたいという想いからできた、全国各地の365人の書店員さんが選んだ本で構成されたブックガイドです。各ページに書店員さん手書きのPOPが掲載されていて、本に対する熱意が伝わってきます。そして何より内容がおもしろく、紹介されているもの全てを読んでみたくなるくらいです。
 ある日、カウンターのリクエスト用紙の横に何冊かのブックガイドと一緒に置いておいたこの本を、一人の男子生徒が熱心に読んでいました。「その本おもしろいよね」と声をかけると、彼は「ここに載っている本、全部読むことにしました」と宣言。それ以来、本当にほぼ毎日図書館に来て、この本を見ながら書架を探し回り(PCでの検索はしないというのが彼のポリシーのようです)、一冊ずつ借りていくようになりました。彼が「この一冊!」と思う本に出会えたかどうかはまだわかりませんが、ジャンルを横断しながら次から次へと読んでいく姿を見て、「こんなに自由で楽しそうな読書っていいなあ」と思いました。
 「未来は読書にあり」とは、この本の帯に書いてある言葉です。わたしも学校司書という立場から、生徒たちが色々な本に出会う機会を作りたい、そしてその中で、生徒ひとりひとりが自分の未来につながる一冊を見つけてくれたらいいなと願っています。


<小林希>

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